【コラム】おじさんが運動不足解消のため、ポスティングをやってみた件

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今回は直接ゲームには関係ありませんが、番外編として『ポスティング』体験レポートをしたいと思います。

これからポスティングを始めてみたい方へ!

ボンおじ

ゲームばかりしてちゃダメです!

ボン妻

あんたが言うなっ!!

当コラムで分かること

・ポスティングの概要
・ポスティングの効果(健康面:◎ 金銭面:△)

目次

なぜポスティングをやってみようと思ったのか

大きく2つあります。

ダイエット』と『小遣い稼ぎ』です。

私は『健康』と『お金』に悩まないということを目標に日々生活していますが、その2つを同時に達成できる可能性があるのが『ポスティング』だと気づきました。

思い立ったが吉日!即行動!

早速2025年3月末に説明会を聞きに行き、4月から実施してみました。

これが『ポスティング』をやってみようと思ったきっかけです。

ポスティングってどんな仕事?

ポスティングとは、チラシやパンフレットなどの印刷物を、一軒一軒のポストに手配りで投函していくお仕事です。

よくあるのは、不動産、飲食店、美容院などのお店やサービスの宣伝チラシを、決められたエリアの住宅やマンションに配っていくスタイルです。

地図やアプリを見ながらルートを考え、自転車や徒歩で移動しながら配布していくため、ある意味“街を歩きながらできる仕事”とも言えます。

特別なスキルは不要で、時間やエリアによっては自分のペースで作業できるのも魅力の一つです。

最近では副業やダイエット目的で始める人も多く、学生から主婦、シニア世代まで幅広い層が活躍しています。

『具体的に当記事で伝えたいこと』

① どれだけ稼げるのか

② どれくらい大変なのか

ポスティングに興味がある方は、特にこの2点は気になるのではないでしょうか。

かく言う私も気になっていたので…。

これらのことを中心に、次章『ポスティング体験レポート』で紹介していきたいと思います。

仕事の流れ

もちろん委託元会社によってそれぞれのルールは違うのが前提ですが、私が仕事をもらっていた委託元ではこんな感じです。

STEP
チラシの集荷

私の委託元では翌月に配る全てのチラシを月末にまとめて取りにいきます。

そこで配布地域、配布方法などを確認します。

【例】
配布地域:●●市××町、●●市△△町
配布方法:全軒配布
配布枚数:3種類 各3000枚
配布単価:1枚につき2円
配布期間:4月1日~30日
注意事項:〇〇チラシは集合住宅配布禁止

STEP
チラシの配布準備

複数種類のチラシがある場合は配布しやすいように束ねておく、数えやすいように100部単位に分ける等、チラシを整理しておく。

これも委託元によっては、B4サイズ以上は二つ折り必須、複数種類のチラシを同じ家に配布する場合はまとめて折り込まない等のルールがあるため、しっかり確認する。

STEP
チラシの配布

割り当てられた地域に実際に配布。

STEP
完了報告

実際に配布した日にち、地域、枚数を報告する。

これが大まかな流れになります。

どんな場所に配布するの?

4月に私が割り振られた所は3カ所ありましたが、三者三様で面白かったです。

① 広大な田んぼが広がる The 田舎(500軒)

② 一軒家メインの住宅街(1000軒)

③ 企業、住宅様々な建物が建っている地域(1500軒)

皆さま何となく想像は出来ると思いますが、①が一番しんどく③が一番楽でした。

どれくらいの時間や距離を歩いたの?

上記3地域に3000軒に配布しました。

① 広大な田んぼが広がる The 田舎(500軒)

約20km/約5時間

② 一軒家メインの住宅街(1000軒)

約15km/約6時間

③ 企業、住宅、集合住宅様々な建物が建っている複合建物地域(1500軒)

約25km/約8時間

予想通り田舎は戸建てが多く、しかも大きな庭まであるのでコスパ最悪でした…。

大変だったこと6選

① シンプルに『体力不足』

学生時代サッカー部でそれなりに動けると思っていましたが、今はもうアラフォー…

ブランクが長すぎて、配布した翌日は毎回筋肉痛

初日は生まれたての小鹿ちゃんみたいに、足がプルプルしてまともに歩くことさえも出来なかったです。

② 産まれてこの方40年!天気を一番気にした月と言っても過言ではない!?

雨が降ると急激に配布効率が落ちます。

むしろ配ることをやめる、という判断をするくらいです。

『チラシを濡らさないように』『傘をどこかにぶつけないように』等、とにかく気を付けることが多くなるので、基本的に雨の日は配布しないようにしました。

③ 配布地域の境目が意外と分かりにくい!

道路を挟んでこっちが〇〇町、あっちが××町というように、分かりやすければよいのですが、道路も挟まず、急に隣の建物から町が変わる部分は、かなり気を遣いました。

他の人が同じチラシを配っている可能性が高く、同じ期間に同じチラシをダブって入れてしまうとクレームにつながってしまいます。。。

GoogleMapとにらめっこしながらポスティングしていました。。

歩きスマホ要注意!!

④ 不審者に思われないように堂々とした態度ながらも、謙虚な気持ちも必要!

ポストの位置が意外と分かりにくかったりすると、どうしてもキョロキョロしてしまいます。

そのときに急に住民の方に出くわすと、最初の頃はおどおどしてしまいました。

後半は慣れてきて、住民の方が出てきた瞬間にこちらから先手をうつように「チラシを配っていますがどうですか?」と声をかけると、意外と受け取ってもらえます。

悪いことをしているわけではないので堂々とポスティングすればよいのですが、大半のチラシは自分にとってゴミなので…。

謙虚にいきましょう!

⑤ 『チラシ投函禁止』を見逃しそうになる!

なるべく効率的に、スピーディーに配布したいと思うのはあたりまえです。

でかでかと目立つように『チラシ投函禁止』と書いてくれていれば、もちろん投函しないのですが、小さいステッカーだったり、色あせて読みにくくなっているステッカーに気付かずに投函しそうになります。

そこに入れてしまうとチラシの企業様へクレームがいってしまうので、しっかりと目を凝らして投函することが大事です!

⑥ 車を置く場所に困る

私が今回配布した地域は公園等があったため、近くに車を置き、仮拠点とすることが出来ました。

もちろん公園を使用しないのに駐車場だけ使うのも倫理的に…なのは承知の上ですが。。

ただ、公園などの駐車場がない場合、コインパーキングなどに停めることになると思います。

ポスティングは単価が安い仕事なので、駐車料金を取られてしまったら本末転倒です。

この辺りは委託元が負担してくれるわけではないので、自己責任で工夫しないといけない問題ですね。

ボンおじ

やっぱり体験してみないと分からないことは多いよね!

達成感や楽しかったこと

その日決めた目標軒数を配り終えたときは、ものすごい達成感はありました。

4月という配布しやすい季節もあってか、とにかく清々しかったです。

普段車で近くは通ったことありますが、住宅地にまで足を踏み入れたことがないため、「こんな所に喫茶店があったんだ」「こんなとこにドローン教室が!?」みたいな発見があり、楽しかったです。

コツ

体力』×『空間把握能力』×『手先の器用さ

ポスティングはこの3要素が重要だと思います。

体力

これは言わずもがな。

体力があれば、配布し続けることが可能ですね。

私は2時間に1回は車で休憩していました。

空間把握能力

「どういうルートをたどった方がよいのか」効率的に配布するにはこの考え方が重要です。

あとはポストの位置が意外と分かりにくい!

道路に挟まれた住宅の場合、どっちの道路が表玄関なのか、これも結構重要です。

裏口にポストはないのでね…

地図を見る力はポスティングする上で重要な能力です。

これらの能力を総じて『空間把握能力』と定義しています。

手先の器用さ

ポスティングって「ポストにただチラシを入れるだけでしょ?」と思われるかもしれません。

実際、私もそう思ってました。

でも意外と手先の器用さが必要だと体感しました。

今の時代のポストは千差万別。

上のふたを開けて入れるタイプ、正面のふたを開けて入れるタイプ、サイドから入れるタイプ、昔ながらの正面から入れるタイプ、二重扉になっているタイプ等、様々。

それに加えてフタが固かったりするとさらに大変。

片手でサクサクと投函できないことに気付きました。

チラシを持っている手でふたを開けながら片手で投函、というのが結構難しいため、手先の器用な方は有利です。

注意点

何よりも『チラシ投函禁止』にチラシはいれないこと

これに尽きると思います。

細かい注意点を挙げればきりがないのですが、最優先事項です。

それ以外の細かい注意点は前章の『大変だったこと』でも記載していますので、そちらをご確認ください。

おすすめポイント

健康のため

もちろん配布地域の特性や配布枚数にもよりますが、1カ月でポスティング作業だけで約60km、約20時間歩いています。

しかも単純に歩くだけではなく、坂を上ったり、階段を上ったり、しゃがんだり、細かい動きを伴う60kmなので、かなりの運動量だと思います。

ダイエットしたい方、体力をつけたい方はおすすめです!

小遣い稼ぎ

比較的単価が安いので、コスパ的にはイマイチかもしれません。

自分のペースで働ける、テレビ見ながら配布準備出来る、など総合的に考えたら、小遣い稼ぎとしては優秀なのかもしれません。

いっぱいお金を稼ぎたいんだ!という人はもっと高単価の仕事があると思うので、他の仕事を探すことをおすすめいたします。

ちなみに私の実績ですが、1カ月で3000軒に各3枚ずつのチラシを投函しましたが、2万円弱の給料がいただけました。

向いている人・向いていない人

体力に自信がある人

とにかくひたすら歩く仕事です。

現状体力がなくても、その分根性は必要となります。

費やした時間分、ダイレクトに成果につながります。

単純作業が好きな人

同じ作業の繰り返しになります。

配布準備のために数千部のチラシをキレイに折ること、配布中は範囲内の住宅にひたすらチラシを投入すること。

行う内容は単純ですが、どうしたら素早くキレイにチラシを折れるのか、どうやったらスムーズに配布できるのか、どの道順をたどれば効率的に配布できるのか、など単純作業ながらも自分なりに工夫をすることが好きな方にはもってこいの仕事です。

自分のペースで働きたい人

基本的には配布期間が決まっており、その間に〇〇部配布完了してください、という最低限の指示はあります。

その期間内であれば、1日に集中して配布してもいいし、毎日1時間だけという配り方でもOKです。

私の委託元では21時~4時?までは配布禁止時間と定められており、それ以外の時間であれば自分のペースで配布することが可能です。

自分で働く時間を決めたい人は、この仕事に向いているかもしれません。

体力がない方(根性がない方)

同じ仕事をしていると飽きてしまう方

計画的に仕事を出来ない方(自己管理できない方)

上記の方たちにははっきりと向いていないと言えるでしょう…。

正直、ポスティングは楽な仕事ではないです。

服装や持ち物について

服装

当たり前ですが、動きやすい服装は必須です。

胸ポケットがあるような服だと、スマホを出し入れしやすいのでオススメです。

脱ぎ着しやすいような服装だと、温度調整もしやすいです。

靴も歩きやすい運動靴で。

持ち物

リュックサック

リュックサックは両手が自由に使えるので大量のチラシを運ぶ入れ物としてかなり優秀です。

紙袋(弁当箱入れくらいの小さいサイズ)

紙袋は少量のチラシを入れる用に用意しておくと、効率的に配布出来ます。

イメージとしては300部くらいのチラシをリュックサックに入れ、50部ずつくらい手持ちの紙袋に補充していく。

手持ちの紙袋からチラシは投函します。

スマートフォン

地図として確認するのに使えますので、必ず準備しておいたほうが良いです。

もう一つ良い点としては、QRコード決済などのスマホ決済に登録しておけば、その場で水分補給が可能です。(コンビニでも自販機でも)

極力余計なものを持ち歩かないようにしたい中、水分補給は定期的にしたいところです。

もちろん水筒やペットボトルを持ち歩くことも良いのですが、かさばるし、余計な重さが…。

自販機で飲み物を買って、その場でゴミ箱にポイッ出来ると、かさばらないし、水分補給を我慢しなくてもよいので、そういった点でもスマートフォンは優秀なツールです。

タオル

汗っかきの私には必須でした。

リュックサックに縛り付けたり、首にかけたりし、使用していました。

その他、身分証明のためのネームプレート、名刺、防犯用の腕章、腕時計、マスク等を私は使用していました!

ポスティングを体験してみて

1カ月で約3kg痩せた!

食事制限などもせずに、1カ月で約3kg痩せました。

1カ月ポスティング作業で60kmも歩いたから当然だと思います。

ダイエット目的としてはとても有効でした。

約2万円のお小遣いゲット!

今のペースで無理なく続けれれば月に2万円ほどの給料がもらえます。

今までダラダラと過ごしていた週末をお金に換えれるなんて素晴らしい!!

本当は5万くらい頑張りたいけど…。

今後も続けていく?

本業がない休日を全てポスティングに捧げたため、正直この1カ月はクタクタになりました。

現実的に続けていくのは難しいので、きっぱりと辞めようと思います!

まとめ

『ダイエット』『小遣い稼ぎ』目的で始めた「ポスティング」ですが、思っていた通り目的は達成可能です。

ただ、『小遣い稼ぎ』という観点では思ったよりも物足りなく、『小遣い稼ぎ』を主目的とするなら、「ポスティング」はあまりおすすめ出来ません。

単純作業ながらも、色々と工夫は必要な「ポスティング」ですが、何よりも『根気』『体力』が重要な仕事です。

『根気』『体力』に自信があり、『ダイエット』しながら『小遣い稼ぎ』をしたい方にはポスティングはオススメです!

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この記事を書いた人

平凡なおじさん、略して『ボンおじ』

ゲーム歴30年オーバーのおじさんが、ゲームについてつぶやきます!

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