【レビュー】【おすすめ】おじさんゲーマーが語る「Brotato」完全レビュー

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どうも、アラフォーのゲーム好きおじさん「ボンおじ」です。

今回は、Steam等で配信されている「Brotato」について、約200時間のプレイ時間を経て感じたことを率直にレビューしていきたいと思います。

結論から言うと、この「Brotato」は10点満点で8点

特に我々おじさん世代には非常にマッチしたゲームだと感じています。

なぜそう思うのか、詳しく解説していきましょう。

当記事で分かること

・『Brotato』のゲーム概要
・おじさんゲーマーにおすすめ出来る理由

目次

ゲーム概要

「Brotato」は、フランスのインディーゲーム開発者Blobfish氏によって開発されたローグライクアクションゲームです。

2022年にSteamでリリースされ、その後Nintendo Switch、iOS、Androidなど様々なプラットフォームで展開されています。

ゲームの舞台は、エイリアンが襲来した荒廃した惑星。

プレイヤーは「Brotato(ブロテト)」という名前のジャガイモのキャラクターとなり、襲い来る敵の大群と戦います。

基本的なゲームサイクル

引用(steam公式):https://store.steampowered.com/app/1942280/Brotato/?l=japanese

STEP
キャラクター選択

40体以上の個性豊かなキャラクターから1体を選択。

それぞれ異なる特殊能力や制限があります。

STEP
ウェーブバトル

制限時間内で襲い来る敵を倒し続けます。

全20ウェーブをクリアすることが目標です。

STEP
ショップフェーズ

各ウェーブ終了後、獲得した資金で武器やアイテムを購入・強化します。

戦略的な買い物が勝敗を分けます。

STEP
成長とビルド構築

レベルアップ時のステータス振り分けと、武器・アイテムの組み合わせでビルドを構築していきます。

1回のプレイ時間は約20~30分と短く、気軽に始められるのが特徴です。

しかし、その短い時間の中に濃密な戦略性と爽快感が詰まっています

絶妙なバランス設計

200時間プレイして最も感心したのは、このゲームのバランス設計の巧妙さです。

武器システムの多様性

基本的に6本まで装備可能な武器システムは、想像以上に奥が深いです。

近接武器から遠距離武器まで20種類以上あり、それぞれに射程、ダメージ、攻撃速度などの特性があります。

さらに、武器には「鈍器」「刃物」「遠距離」といったタグがあり、キャラクターの特性やアイテムの効果と組み合わせることで、無数のビルドパターンが生まれます。

引用(steam公式):https://store.steampowered.com/app/1942280/Brotato/?l=japanese

キャラクターの個性

各キャラクターは単なる見た目の違いではなく、プレイスタイルを根本から変える特性を持っています。

例えば「Lucky」は運に特化し、クリティカル率やドロップ率が高い一方で、基本ステータスが低め。

「One Armed」は武器を1本しか装備できませんが、その分威力が大幅に向上するなど、制限がある分だけ強力な恩恵があります。

引用(steam公式):https://store.steampowered.com/app/1942280/Brotato/?l=japanese

ステータス相互依存システム

6つの基本ステータス(HP、スピード、攻撃力、クリティカル、ラック、射程)が相互に影響し合うシステムが秀逸です。

例えば、スピードを上げれば敵の攻撃を避けやすくなりますが、移動が速すぎると敵をまとめて倒しにくくなるという一長一短があります。

この絶妙な調整により、「完璧なビルド」が存在せず、常に選択に悩まされる楽しさがあります。

程よい難易度設定

初心者に優しく、上級者には手強い

基本的なゲームルールは非常にシンプルで、アクションゲームが苦手な人でも比較的簡単に覚えられます。

しかし、高難易度(Danger 5)やDLCキャラクターでのクリアは相当な戦略性と技術が要求され、やり込み要素も十分です。

学習曲線の緩やかさ

失敗しても次の挑戦への学びがあり、「あのアイテムを取らなければ」「この武器の組み合わせを試してみよう」という改善点が明確に見えます。

理不尽な死に方が少なく、敗因を分析しやすいのも良い点です。

短時間プレイの快適さ

サクッと楽しめる1プレイ

1回のプレイ時間が20〜30分というのは、忙しいおじさん世代には非常にありがたいです。

仕事から帰って夕食前に1回、子供を寝かしつけた後に1回、といった隙間時間でも十分に楽しめます。

中断・再開の自由度

ウェーブベースのゲーム進行により、いつでも切りの良いところで中断できます。

急な用事が入っても、ウェーブ終了まで待てば安心して離席できるのは、家族持ちには重要なポイントです。

豊富なコンテンツ量

40体以上のキャラクター

引用(steam公式):https://store.steampowered.com/app/1942280/Brotato/?l=japanese

基本ゲームだけでも十分な数のキャラクターがいますが、DLCを含めると40体以上。

それぞれが全く異なるプレイ体験を提供してくれるため、飽きることがありません。

私自身、200時間プレイしてもまだ新しい発見があります。

継続的なアップデート

開発者のBlobfish氏は非常に意欲的で、定期的にバランス調整や新コンテンツの追加を行っています。

コミュニティの声にも耳を傾けており、長期間楽しめる作品に仕上がっています。

正直に言うと、「Brotato」に致命的な欠点は少ないのですが、200時間プレイして気になった点をいくつか挙げてみます。

ビジュアル面の地味さ

グラフィックの簡素さ

ピクセルアートスタイルは味があって良いのですが、最新のAAAタイトルと比べると見た目のインパクトは控えめです。

特に、YouTubeやTwitchなどで配信映えするかと言われると、少し地味な印象は否めません。

エフェクトの派手さ不足

大量の敵を一掃する爽快感はあるものの、エフェクトがもう少し派手だと、より達成感が得られそうです。

この点は好みの問題でもありますが、「ど派手な演出が好き」という人には物足りないかもしれません。

操作系統の単調さ

基本操作の限定性

移動と攻撃(多くの武器は自動攻撃)のみというシンプルな操作系統は、初心者には親しみやすいのですが、複雑なアクションを好む人には単調に感じられる可能性があります。

スキルシステムの不在

多くのローグライクゲームにあるような「スキル発動」的な要素がないため、プレイヤーの技術介入の余地が限定的です。

戦略性は高いものの、瞬間的な判断力や反射神経を試される場面は少なめです。

運要素の影響力

アイテム運による格差

ショップに並ぶアイテムは完全にランダムなため、時として理想的なビルドが組めずに苦戦することがあります。

特に高難易度では、運の要素が勝敗を大きく左右することがあり、実力だけではどうにもならない場面も。

キャラクター間の格差

一部のキャラクターは明らかに他より強力で、逆にクリアが困難なキャラクターも存在します。

全キャラクターでのクリアを目指す場合、この格差がストレスになることもあります。

日本語対応の微妙さ

翻訳の不自然さ

日本語には対応していますが、一部の翻訳が不自然だったり、ニュアンスが伝わりにくい表現もあります。ゲームプレイに支障はありませんが、完璧を求める人には気になるかもしれません。

引用(steam公式):https://store.steampowered.com/app/1942280/Brotato/?l=japanese

なぜ「Brotato」がアラフォー世代に特に向いているのか。

これには明確な理由があります。

時間効率の良さ

短時間で完結する満足感

我々アラフォー世代は、若い頃のように何時間もゲームに没頭する時間はなかなか取れません。

仕事、家族、その他の責任に追われる中で、「Brotato」の20〜30分という プレイ時間は絶妙です。

短時間でも充分な達成感と満足感を得られるのは、忙しい大人にとって非常に価値があります。

中断しやすいゲーム設計

子供に呼ばれたり、急な電話が入ったりしても、ウェーブ間で一時停止できるため、ストレスなく対応できます。

これは子育て世代には本当にありがたい機能です。

戦略性重視のゲームプレイ

反射神経より思考力

若い頃は反射神経でカバーできていたアクションゲームも、年齢とともに厳しくなってきます。

「Brotato」は確かにアクションゲームですが、勝負を分けるのは戦略的思考です。

どの武器を選ぶか、どのステータスを伸ばすか、どのタイミングで何を買うか。

これらの判断力は、人生経験豊富なおじさん世代の方が優れていることも多いです。

経験が活かされる学習システム

失敗から学び、次に活かすというサイクルは、社会人として様々な経験を積んできたおじさん世代が得意とするところです。

若い人のような瞬発力はなくても、蓄積された経験と分析力で十分に楽しめます。

適度な挑戦要素

程よい難易度とやり込み要素

簡単すぎては物足りないし、難しすぎてはストレスになる。

「Brotato」の難易度設定は、この微妙なバランスを絶妙に保っています。

基本的なクリアは比較的容易で、全キャラクリアや高難易度チャレンジは相応の挑戦が必要。

自分のペースで目標を設定できるのは、大人のゲーマーには重要です。

引用(steam公式):https://store.steampowered.com/app/1942280/Brotato/?l=japanese

コレクション要素の適度さ

全キャラクターの解放や、各キャラクターでのクリアといったコレクション要素がありますが、過度に時間を要求するものではありません。

無理のない範囲でコンプリートを目指せるのは、時間の限られたおじさん世代には嬉しいポイントです。

懐かしさと新しさの融合

レトロゲーム的な親しみやすさ

ピクセルアートのビジュアルや、シンプルな操作系統は、我々世代が青春時代に慣れ親しんだゲームを彷彿とさせます。

一方で、現代的な ローグライク要素やビルド構築システムは新鮮で、「懐かしいけど新しい」という絶妙な立ち位置にあります。

一人でじっくり楽しめる

オンライン要素やマルチプレイを強要されることなく、一人でマイペースに楽しめるのも、忙しいおじさん世代には重要です。

他人に合わせる必要がなく、自分の都合で始めて、自分の都合で終われる自由さがあります。

「Brotato」の世間での評価は非常に高く、多くのプラットフォームで好評を博しています。

Steam上での評価

Steamでは「圧倒的に好評」の評価を獲得しており、レビュー数も100,000件近くあります。特に評価されているポイントは:

  • 価格に対するコンテンツ量の豊富さ(通常価格500円程度)
  • 中毒性の高いゲームプレイループ
  • 継続的なアップデートとサポート
  • 様々なプレイスタイルに対応する多様性

YouTubeやTwitchでの反響

多くのゲーム実況者やストリーマーが「Brotato」を取り上げており、特に「気軽に始められて奥が深い」という点が評価されています。

海外では「hidden gem(隠れた名作)」として紹介されることも多く、インディーゲームとしては異例の注目度を集めています。

ゲームメディアでの評価

主要なゲームメディアでも軒並み高評価を獲得しており、「手軽に楽しめるローグライク」として多くの記事で紹介されています。

特に、

  • IGN: 8/10 – 「シンプルながら中毒性が高い」
  • PC Gamer: 78/100 – 「完璧な隙間時間ゲーム」
  • GameSpot: 8/10 – 「予想以上に戦略的」

といった評価を受けています。

日本での認知度

日本でも徐々に認知度が上がってきており、特にインディーゲーム好きの間では「知る人ぞ知る名作」として評価されています。

Twitter等のSNSでも「気がついたら何時間もプレイしていた」という声が多く見られ、中毒性の高さが話題になっています。

Vampire Survivors

公式サイト

「Brotato」と最も近いゲーム性を持つのが「Vampire Survivors」です。

自動攻撃システムやビルド構築、短時間プレイなど、多くの共通点があります。

ただし、「Vampire Survivors」の方がより多くの敵が画面に登場し、より派手なエフェクトが特徴です。

価格も安く、DLCも豊富なので、「Brotato」が気に入った方は間違いなく楽しめるでしょう。

Risk of Rain 2

公式サイト

3Dアクションローグライクの傑作で、協力プレイにも対応しています。

「Brotato」よりもアクション要素が強く、1プレイ時間も長めですが、ビルド構築の楽しさや敵との戦闘の爽快感は共通しています。

時間に余裕があるときにじっくり楽しみたい方にオススメです。

Enter the Gungeon

公式サイト

弾幕シューティング要素の強いローグライクアクションゲーム。

「Brotato」よりもアクション要素が重視されますが、武器収集の楽しさや、一回一回の挑戦が独立している点は似ています。

より高度な操作技術が要求されるため、アクションゲームに自信のある方向けです。

Dead Cells

公式サイト

メトロイドヴァニア要素のあるローグライクアクションゲーム。

「Brotato」よりもプレイ時間は長めですが、武器やスキルの組み合わせを楽しむビルド構築要素は共通しています。

美麗なドット絵アニメーションも魅力の一つです。

The Binding of Isaac

公式サイト

ローグライクジャンルの古典的名作。

「Brotato」よりもダークな雰囲気ですが、アイテム収集とビルド構築の楽しさ、短時間でのプレイサイクルは似ています。

ただし、内容的にやや大人向けなので、その点は注意が必要です。

ハマる人の特徴

数値やステータスの最適化が好きな人

RPGで装備を細かく吟味したり、育成シミュレーションゲームでパラメーターを調整したりするのが好きな人は、間違いなく「Brotato」にハマります。

6つの基本ステータスと多様な武器・アイテムの組み合わせは、最適化好きにはたまらない要素です。

短時間で完結するゲームを求める人

忙しい社会人や、長時間のゲームプレイが難しい環境にいる人には最適です。

15〜20分で一区切りつくため、時間管理がしやすく、罪悪感なく楽しめます。

試行錯誤が苦にならない人

失敗しても「次はこの戦略を試してみよう」と前向きに捉えられる人は、このゲームの魅力を最大限に味わえます。

毎回異なる展開になるため、飽きることなく長時間プレイできます。

コレクション要素を楽しめる人

全キャラクターの解放や、各キャラクターでのクリアを目標にできる人は、長期間にわたって楽しめます。

無理のない範囲でのコンプリート要素は、達成感を継続的に提供してくれます。

インディーゲームに理解がある人

大手メーカーのゲームと比べると、グラフィックや演出面では控えめです。

しかし、ゲームプレイの面白さを重視し、見た目以上の価値を見つけられる人には、この作品の真価が理解できるでしょう。

引用(steam公式):https://store.steampowered.com/app/1942280/Brotato/?l=japanese

ハマらない人の特徴

ストーリー重視の人

「Brotato」にはほとんどストーリー要素がありません。

ゲームを進める動機として物語性を重視する人には、継続的なモチベーションの維持が難しいかもしれません。

グラフィックやエフェクトの派手さを求める人

最新のAAAタイトルのような美麗なグラフィックや派手な演出を期待する人には、このゲームのシンプルなビジュアルは物足りなく感じられるでしょう。

複雑な操作や高度なアクション要素を求める人

格闘ゲームのようなコマンド入力や、FPSのような精密なエイム要素はありません。

複雑な操作技術を駆使することに楽しみを見出す人には、単調に感じられる可能性があります。

マルチプレイやオンライン要素を重視する人

基本的にソロプレイのゲームであり、フレンドとの協力や対戦要素はありません。

他のプレイヤーとの交流を重視する人には、孤独感を感じるかもしれません。

運要素を嫌う人

アイテムの出現やショップの品揃えには運の要素が大きく関わります。

完全に実力だけで勝負したい人や、運に左右されることを嫌う人には、フラストレーションを感じる場面があるかもしれません。

長時間の没入体験を求める人

数時間にわたって一つの世界に没頭したい人には、15〜20分という短いプレイ時間は物足りないでしょう。

深いストーリーや広大な世界観を求める人には向いていません。

『Brotato』は、単なるただのローグライクゲームではありません。

短時間で手軽に遊べる気軽さもありながら、キャラクター数、武器、アイテム数も多く、自分なりの戦略やビルドを考える楽しさが∞です。

ボンおじ

誠に僭越ながら私の主観で評価させていただきます。

コスパ:★★★★☆(4.5点)
おじさん満足度:★★★☆(3.5点)

合計:8.0点(10点満点)

10点満点で8点という評価は、決して誇張ではありません。

価格、プレイ時間、戦略性、やり込み要素、すべてを総合して考えると、これほどコストパフォーマンスの高いゲームは珍しいと言えます。

「Brotato」は、一見すると地味なインディーゲームですが、プレイしてみるとその奥深さと中毒性に驚かされる作品です。

特に我々アラフォー世代にとって、限られた時間の中で効率的に楽しめるゲームとして、非常に価値の高い一本だと言えるでしょう。

特に、忙しい日常の中でゲームを楽しみたいアラフォー世代には、間違いなくオススメできる一本です。

500円という価格なら、たとえ自分に合わなかったとしても大きな損失にはなりません。

しかし、ハマってしまった場合の満足度は、価格をはるかに上回るものがあります。

もしこのレビューを読んで少しでも興味を持たれたなら、ぜひ一度プレイしてみてください。

きっと、「こんな面白いゲームがあったのか」と驚かれることでしょう。

そして何より、同世代のゲーマーの皆さんと、このゲームの魅力を共有できたら嬉しく思います。

ゲームは年齢に関係なく楽しめるものですし、我々おじさん世代だからこそ味わえる楽しみ方もあるのです。

「Brotato」で、ぜひその楽しさを実感してみてください。

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この記事を書いた人

平凡なおじさん、略して『ボンおじ』

ゲーム歴30年オーバーのおじさんが、ゲームについてつぶやきます!

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