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おじさんゲーマーの皆さん、お疲れ様です。
ボンおじです!
今回は色々な意味で話題沸騰中の「モンスターハンターワイルズ(MHWs)」について、同世代のおじさん目線で徹底的に分析してみたいと思います。
私は初代モンスターハンターからナンバリングタイトル全てをプレイしてきた、いわゆるシリーズ古参プレイヤーです。その割には下手くそですが…。
現時点で約55時間プレイし、今実装されているエンディングまでは一応クリアいたしました。
率直に言うと、今作はボンおじ自身もそれほどハマることができなかった。
10点満点で評価するなら5.5点といったところでしょうか。
しかし、ネット上では「クソゲー」「シリーズ最低作」といった酷評が目立つ。
果たして本当にそこまでひどい作品なのか?我々おじさん世代にとってはどうなのか?
今回は冷静に分析してみたいと思います。



あんた発売前からあんなに楽しみにしてたのに、イマイチだったんだ…
当記事で分かること
・『モンスターハンターワイルズ』のゲーム概要
・おじさんゲーマーにはギリおすすめ出来る理由
・酷評されている理由
ゲーム概要


モンスターハンターワイルズは、カプコンが2025年に発売したハンティングアクションゲームの最新作です。
シリーズとしては「モンスターハンターワールド」の正統後継作品として位置づけられています。
今作の最大の特徴は「ワイルズ」という名前の通り、より野生的で過酷な環境での狩猟体験を提供すること。
従来作品以上に環境要素が重視され、天候や地形、生態系がゲームプレイに大きく影響する仕組みとなっています。
プラットフォームはPS5、Xbox Series X/S、PC(Steam)で展開。
グラフィックは確実に進化しており、特にPS5版では4K解像度でのプレイが可能です。
オンラインマルチプレイにも対応し、最大4人での協力プレイが楽しめるのは従来通り。
ストーリーモードではプレイヤーは調査団の一員として、危険な大陸の謎を解き明かしていくことがメインミッション。
武器種は従来の14種類から変わらず。
それぞれ今作用にアクションがアップデート?(改悪と言われている部分もある…)され、戦術の幅を広げています。


引用:https://www.monsterhunter.com/wilds/ja-jp/
ボンおじ的「良い点」、「悪い点」


良い点
グラフィックスの大幅向上
まず間違いなく評価できるのは、グラフィックスの美しさです。
モンスターの毛並みや鱗の質感、環境の細部まで、前作ワールドからさらに大きく進歩しています。
我々世代が初代PSでモンハンをプレイしていた頃を思い返すと、技術の進歩には本当に驚かされます。


環境要素の充実
今作最大の売りである環境システムは確実に進化している。
雨が降れば滑りやすくなり、雷雨時には雷属性攻撃が強化される。
砂嵐では視界が悪くなり、吹雪では体力が徐々に減少する。
これらの要素は単なる演出ではなく、戦略に直結する。
例えば火山地帯では暑さ対策が必須で、装備選択から立ち回りまで大きく影響する。
環境を味方につけるか、逆に足を引っ張られるかで戦闘の結果が変わってくるのは面白い。
ただ面倒くさいと感じる方も…
ソロプレイへの配慮
オンラインが前提となりがちな最近のモンハンだが、今作はソロプレイヤーへの配慮も感じられます。
AIパートナーの性能が向上し、一人でも十分楽しめるバランスになっています。
仕事や家庭で忙しい我々世代にとって、好きな時間にマイペースでプレイできるのは重要なポイントです。
オンラインでのマナーや時間調整を気にせず、気軽に狩りを楽しめます。


悪い点
UI/UXの複雑化
メニュー画面やアイテム管理が複雑になりすぎている。
情報量は確実に増えているが、直感的な操作ができない場面が多い。
特に装備の比較や素材の確認が煩雑で、目が疲れる。
老眼が始まっている世代には、小さな文字や複雑なアイコンは負担が大きい。
もっとシンプルで分かりやすいUIにしてほしかったです。
過去のUIを改善するのなら良いが、結果的改悪になってしまっている感があるのも事実です。


開発陣とプレイヤーの求めていることが乖離
環境要素が加わったことで、純粋なモンスターとの戦闘以外の要素が増えすぎています。
天候変化、地形トラップ、生態系の影響など、覚えることが多すぎて正直疲れます。
モンスターハンターの醍醐味は、モンスターとの一対一の真剣勝負にあったはずなのに面白くもない面倒くさいことがただ増えているような気がします。
世間の評価


引用:https://www.monsterhunter.com/wilds/ja-jp/
ユーザーレビューの傾向
各プラットフォームのユーザーレビューを見ると、評価は明確に二分されている。
高評価をつけるユーザーは「グラフィックスの美しさ」「環境システムの新しさ」を評価し、低評価のユーザーは「ロード時間」「UI の複雑さ」「難易度バランス」を批判している。
特に目立つのは、シリーズ初心者には良ゲーの範疇かと思いますが、シリーズ経験者からは「マンネリ化への不満」「革新性の不足」「明らかなボリューム不足(やりこみ要素も含めて)」を指摘する声もあります。
メディアレビューとの乖離
ゲーム専門メディアの評価は概ね高い。(忖度してる?)
平均スコアは75-80点程度で、「シリーズの進化を感じる」「技術的な完成度は高い」といった評価が主流だ。
しかし、ユーザーレビューとの間には明確な温度差があります。
メディアは技術的側面や新しい試みを評価する傾向にあるが、実際にプレイするユーザーは純粋にゲームの面白さで評価します。
年末のM-1グランプリで審査員(お笑いのプロ)と視聴者の評価にズレが発生する問題に似ているかもしれません。
この差が評価の分散につながっている気がします。


SNSでの反応
XなどのSNSでは、特に辛辣な意見が目立ちます。
「期待外れ」「前作の方が良かった」といった声が拡散されやすく、ネガティブな印象が先行している感がある。
ただし、これらの意見は感情的なものも多く、冷静な分析に基づいたものばかりではなく、炎上しやすいネット環境の特性も考慮する必要があると思います。


では、なぜここまで酷評されているのか?
期待値の高さ
モンスターハンターワールドが大成功を収めたことで、ファンの期待値が異常に高くなっていました。
ワールドは多くの新規ファンを獲得し、シリーズの可能性を大きく広げた作品でした。
その後継作品として登場したワイルズに対して、多くのプレイヤーが「ワールドを超えるような革新的な体験」を期待していました。
発売前に開放された体験版ではとても好評。
しかし、実際にはグラフィックの進化にとどまり、期待とのギャップが失望につながってしまっているのではないかと思います。


コンテンツの薄さ・ボリューム不足
メインストーリーは20時間程度で終わり、従来のような集会所クエストや高難度モンスターといったエンドゲーム要素が不十分との指摘が多数。
拡張パック(G級、マスター級)が前提となっている印象が強く、「ベースゲームとして内容が薄い」と評価されています
技術的な問題
発売初期のバグや最適化不足も評価を下げている要因です。
特にPC版では、高性能なグラフィックカードを使っても安定したフレームレートが出ない、ロード時間が異常に長いなどの問題が報告されていました。
しかも設定によってはパソコンがクラッシュ(壊れる)なんてことまで起きている。。
現代のゲーマーは技術的な完成度に対して厳しい目を持っています。
美しいグラフィックも、それがスムーズに動作しなければ意味がないし、ゲームをプレイするのは楽しいことが一番で、美しい映像を見ることが目的ではないからです。
昨今のファイナルファンタジーシリーズでも言えますが…。


引用:https://www.monsterhunter.com/wilds/ja-jp/
ゲームデザインの迷走
環境要素を重視するあまり、従来のモンスターハンターらしさが薄れているとの指摘も多いです。
モンスターとの純粋な戦闘よりも、環境への対応が重要になりすぎています。
シリーズファンが求めていたのは「モンスターハンターの進化」であって、「別のゲームへの変化」ではなかった。
開発陣とプレイヤーではこの方向性の違いが批判につながっているんだと思います。
「映画に付き合わされている」感
ストーリー性を高めるためムービーやキャラ会話が従来作より増加。
しかしスキップ不可、長時間の強制移動が頻発し、狩り本来のテンポを損ねているという不満が多く見られます 。
モンハンファンからすると、やはり「狩りに出て、狩って、装備作って、また狩り」というリズムが心地よく、この“物語が主体”となった設計には違和感を覚えずにはいられません。


コミュニケーション不足
開発側からプレイヤーへの情報発信や、問題への対応が不十分だった面もあります。
発売後の不具合修正やバランス調整の情報が適切に伝わらず、プレイヤーの不安を増大させていることも挙げられる。
特に、今後のアップデート予定や改善計画について、明確なロードマップが示されていないことが不信にもつながっている。
そして過去作で当たり前に実装されていてプレイヤーにとって不満が無かったことが開発陣のこだわりにより変化。
しかもそれが不便な方向に改悪してしまったことでプレイヤーが不満爆発している要因にもなっています。
これをアップデートで適切に直そうとしない(今さら直せない?)開発陣に対して、不満を感じています。
世代間の価値観の違い
これは見落とされがちだが、重要な要因です。
若いプレイヤーは常に新しい刺激と革新を求める傾向にある一方で、シリーズの古参ファンは安定した楽しさと伝統的な要素の継承を重視傾向にあります。
ワイルズはこの両方を満たそうとして、結果的にどちらも中途半端になってしまった感があるように感じます。


ハマる人、ハマらない人


引用:https://www.monsterhunter.com/wilds/ja-jp/
ハマる人の特徴
天候や地形の変化を戦略的要素として楽しめる人は、ワイルズにハマりやすいと思います。
パズル的な思考でゲームを攻略することが好きな人には向いている。
美しいグラフィックスや最新の技術を体験したい人には最適です。
特に高性能なハードウェアを持っている人は、その性能を存分に活かせる。
1回のプレイセッションで数時間確保できる人は、ワイルズの世界観に浸ることができます。
ロード時間も苦にならず、深く楽しめると思います。


ハマらない人の特徴
従来のモンスターハンターのような、モンスターとの純粋な戦闘を楽しみたい人には現時点のワイルズは向いていません。
環境要素が邪魔に感じる可能性が高い。
仕事や家庭で忙しく、短時間でサクッと遊びたい人には向かない。
これはシリーズ通して言えるのだが、モンハンシリーズはまとまった時間が取れない方には難しいかもしれません。
フレームレート低下やロード時間、バグなどの技術的問題を許容できない人は楽しめないと思います。
特にPC版でのパフォーマンス問題は深刻ですから…。


ワールドのような革新的な変化を期待していた人は失望するかと思います。
ワイルズは堅実な進化にとどまっており、グラフィック以外の驚きは少ないように感じます。
おじさんゲーマーへの具体的アドバイス
プレイ前の準備
まず、時間に余裕がある時にプレイすることをお勧めします。
ロード時間や複雑なメニュー操作でイライラしないよう、心の準備必須。
また、環境要素が重要なゲームなので、攻略サイトやwikiで基本的な知識を仕入れておくと良いかと思います。
忙しい我々の年代は効率的にゲームを進めたいものですからね…。


引用:https://www.monsterhunter.com/wilds/ja-jp/
おすすめの武器種
遠距離系やランスをお勧めします。
どちらも防御的な立ち回りが可能で、反射神経に頼らずに戦えるからです。
特にランスは従来作品からあまり変わっておらず、過去の経験を活かしやすい。
逆に、双剣や太刀のような高速アクションが求められる武器は、我々世代には負担が大きい気がします。


プレイスタイルの提案
ソロプレイ中心で、マイペースに進めることをお勧めします。
オンラインマルチプレイは若いプレイヤーのペースについていけずストレスになる可能性あり。
また、1日1-2クエスト程度に留めて、疲労を溜めないようにしましょう。
無理をしてプレイすると、モンハン自体が嫌いになり、強いてはゲーム自体が嫌になってしまう。


引用:https://www.monsterhunter.com/wilds/ja-jp/
今後のアップデートへの期待
技術的改善への期待
最優先で改善してほしいのはバグの改善。
技術的に不可能ではないはずなので、早急な対応を期待したいです。
また、UIの調整も重要。
UIで革新的なことは正直求めていないので過去シリーズの当たり前に出来ていた部分を返してほしいとさえ思います。
ゲームバランスの調整
環境要素とモンスター戦闘のバランス調整も必要。
環境要素は残しつつも、モンスターハンターらしい狩猟の楽しさを前面に出してほしいと思います。
中々難しいとは思いますが、難易度調整も期待したいところです。
どちらかと言えば今は初心者向け難易度になっている気がするため、ベテランハンター向けに意味のある高難易度クエストを追加してもいいのではないかと思います。


新コンテンツへの期待
定期的なアップデートで新モンスターや新武器の追加があれば、長期的にプレイする動機になりますし、過去作に登場したモンスターでもいいので積極的に追加してほしいと思います。
現時点ではモンハンシリーズの中ではボリューム不足(他ゲームと比較するとそうでもないかも?)なので、コンテンツ追加に期待しています。
イベントクエストなどの期間限定コンテンツも、働いている我々でも参加しやすいスケジュールで実施してほしいと思います。



楽しいモンハンがやりたいんです!!
お願いします!
ボンおじ的評価
『モンスターハンターワイルズ』はPCとPS5などで発売されたシリーズ最新作。
現時点では賛否両論(酷評の方が多い)ですが、今後のアップデートに期待です。



誠に僭越ながら私の主観で評価させていただきます。
コスパ:★★☆(2.5点)
おじさん満足度:★★★(3.0点)
合計:5.5点(10点満点)※2025/8/12現在
まとめ


モンスターハンターワイルズは確実に進歩したタイトルだが、同時に多くの問題も抱えています。
技術的な美しさと引き換えに、プレイアビリティが犠牲になっている面が多分にあると感じます。
世間の酷評は決して的外れではないと私も思います。
ただ間違ってほしくないのは、モンハンシリーズとしての高い期待がある前提の評価のため、他のゲームと横並びとしてみた場合は、言うほど駄作ではないと思います。


期待値の高さ、技術的問題、ゲームデザインの迷走など、複数の要因が重なって厳しい評価につながっています。
しかし、我々おじさん世代にとっては「そこそこ楽しめる」作品だと思います。
特にあまりモンハンシリーズをプレイしたことがない方は面白いと感じるのではないかと思います。
戦略性の高さ、じっくり考える余裕、装備収集の楽しさなど、我々の世代に合った要素も多いですし。
完璧なゲームではないが、10点満点のゲームなど存在しない。5.5点という評価は決して低くないと思います。
ワイルズは革新的ではないかもしれないが、確実に楽しめる作品に仕上がっている。
今後のアップデートで技術的問題が改善されれば、評価はさらに上がると思います。
現時点でも十分プレイする価値はあるが、それなりに高額なので様子見という選択肢も悪くない。
最終的には、あなた自身がどのようなゲーム体験を求めているかによる。
シンプルな狩猟アクションを求めるなら過去作品、最新技術を体験したいならワイルズを選ぶと良いと思う。
アラフォーゲーマーの皆さんも、年齢を理由にゲームを諦める必要はない。
おじさんにはおじさんなりのゲームの楽しみ方がある。
モンスターハンターワイルズはその可能性を十分に秘めた作品だと思います。
ただし、購入前には体験版のプレイやレビュー動画の視聴をお勧めします。
特にロード時間とUI操作は実際に体験してみないと分からない部分だから。
最後に、どんなゲームも完璧ではありません。
大切なのは、その不完全さも含めて楽しめるかどうかです。
ワイルズにもそんな包容力で接してみてはいかがでしょうか。



とりあえず私はアップデートで色々と改善されることを気長に待ってみます。
この記事は約55時間のプレイ経験に基づいた個人的な感想です。
感じ方には個人差がありますので、購入の際は複数のレビューを参考にすることをお勧めします。
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